化粧品製造工場の求人に応募するデメリットはある?

化粧品工場にも力仕事がある

化粧品の製造工場というと軽作業で楽そうというイメージがありますよね。実は意外なことに力仕事もあるのです。化粧品を工場から出荷するまでの工程は大きく分けて二つ。一つ目は「化粧品を製造する」工程ですが、この工程に力仕事が存在します。

化粧品の原料は一斗缶に入っていることが多く、これらを持ち上げて計測したり投入したりという作業があります。内容物によって重さは若干変わりますが、一斗缶はおよそ15kg以上になるため、慣れないうちはかなり体力を消耗するでしょう。

次に二つ目の「化粧品を出荷する」工程です。製造され容器に詰められた化粧品は、出荷前に仕分け作業があります。こちらも力仕事となりますので、体力がない方には厳しいかもしれません。

製造過程の配合ミスは厳禁

化粧品は使用者が肌に直接つけるものですから、製造過程での配合ミスは許されません。使用者に肌荒れなどのトラブルが起こり被害は甚大なものになるため、入念なチェックが必要です。工場によっては、そのような人為的ミスを失くするためのシステム導入などが行われているため、過剰に心配することはありませんが注意は欠かせません。

以上が化粧品工場ならではのデメリットです。化粧品の工場は、製造・検品・梱包・出荷といった複数の仕事があります。製造工程や出荷工程は力仕事が多いため男性がメインで活躍し、検品や梱包などの軽作業は女性が活躍することが多いようです。化粧品工場で働くときは、どのラインで働くかが大きなカギになるでしょう。